
【品名】読谷山焼 北窯の焼きもの
【分類】沖縄のモダン民藝
【捕獲場所】沖縄本島読谷村・北窯
【散財額】親方と相談して
もうすぐ12月。
寒い日が続くので、今日は沖縄の話をします。
少し前のことになるけど、
今年の5月、民藝の取材で沖縄へ行った。
旅の目的は昔ながらの手仕事の素晴らしさを
今に伝えようと奮闘する作家さんに会い、
そのクリエイティブの現場の
ありのままの姿をレポートすること。
「エッ、なんで民藝だって?」
柳宗理さんの受け売りじゃありませんが、
用の美というか作為のない美しさってよくないですか?
近年、自分のモノ選びの基準として、
クラフトというキーワードが
かなりのウエイトを占めているということもあって、
この旅かなり楽しめました!
仕事で行ったんですけどね(笑)
で、特に印象に残ったのが、読谷村の北窯。
運がいいことに取材で訪れた日が
ちょうど窯出しの日で、ダイナミックな登り窯から
焼きたてホヤホヤの作品が次々と並べられる光景は、
ちょっと感動モンでした。
写真は、北窯の親方、松田米司さんに譲って頂いたモノ。
この旅の主役であった「ビームス」のバイヤー、
テリーさんと北村さんのおかげもあって、
モノ作りのプロセスや沖縄の焼きものの歴史も
しっかり勉強させてもらいました。
「あざ~す!」(感謝&リスペクト!)
決して洗練されてるわけじゃないんですけど、
コレが部屋にあるだけで、何か暖かくなる。
でもコレが最大の持ち味。
まさに“Craft with pride”!
沖縄の風の匂いや空気なんかも思い出させてくれる
記憶保存装置でもあります。
ずっと付き合っていきたいと思う
自分にとってのマスターピースです。
【info】

読谷村 北窯
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/isoiso/kitagama.htm
與那原さんと宮城正亨さん、松田米司さん、松田共司さんの
4人の陶芸家による共同窯。シンボルの登り窯は、沖縄最大
級のスケール。那覇からレンタカーでドライブがオススメ!
併設の売店では、普段使いの器が買えます!
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)