
【盤名】『WE COULD BE FLYING』(1974年)
【演者】KARIN KROG(カーリン・クローグ)
【分類】北欧産ジャズ・ボーカルの最高到達点!
【寸評】ファットビート&ユニークボイスで飛翔
深夜にひとり、インターネットで
北欧のヴィンテージ雑貨(焼きもの系)の世界を
散策してたら、久々にコレが無性に聴きたくなって、
CD棚の奥から引っぱり出してきました!
その昔、再発CDが出る前は、
オリジナルは軽く5万円オーバーで、
取り引きされていたという
ノルウェイのジャズボーカリスト、
カーリン・クローグの74年の最高傑作。
バックを務めるのはスティーヴ・キューン・トリオ。
ちょっと桃井かおり的な気怠い彼女の歌声と
アコピやフェンダー・ローズの絡みがクール!
自分的にはフロアチューンとしても人気の高い
サンバジャズの最高峰、「Raindrops,Raindrops」に
もうメロメロメロ~マッドネス。
テンダネスな「Meaning of Love」や
ジョニ・ミッチェルのカバーも泣かせます。
とにかく、ロックからブラジルまで
クロスオーバーしまくりでお腹いっぱい。
にしても、自分の生まれた年に
こんなアルバムが出てたなんてね。
恐るべしスカンジナビア。
やっぱ、AM2:00過ぎるとジャズですな~。
【info】

KARIN KROG(カーリン・クローグ)
http://www.karinkrog.no/
1937年ノルウェー・オスロ生まれのヴォーカリスト。
本国では、国民的な歌手らしいです。
にしても、ジャケットもヤバくないすか、コレ?
オーラ出しまくりのシュールなヴィジュアルに、
美輪さんもきっとビックリですよ、絶対!
自分にとって、永遠のエバーグリーンです。