
え~、blogすっかりほったらかしにしてしまいました。
忙しかったというのは、ひとつの言い訳で
微妙に飽きてしまっていた、というのも大きな理由であります。
更新が滞る中、励ましやお怒りのメールを多数頂きました。
みなさん、ホントどうもありがとうございました。
でも、元来飽きっぽくて、
天の邪鬼な性格のため、ダメなんですね。
このblogはある程度、人に読んでもらうことを
想定してやっていたんですが、
しばらくそういうの意識しないで、
やってみようと思います。
で、性懲りも無く新しいblog立ち上げました!
その名も東京写真クルージング(苦笑)
超個人的ミッションに根ざしたフォトブログです。
「写真は現実と隣り合わせにあるもの」とは
敬愛する写真家のお言葉。
果たして、自分は現実の境界を写真を通して
超えられるのでしょうか?
【info】
東京写真クルージング
http://tyophcruising.jugem.jp/
しばらくの間、東京散歩クルージングはお休みするので、
みなさん良かったらコチラにお立ち寄りください!
では!

ヴェンダースに触発され、家の近所をパチリ。

表参道ヒルズの地下帝国。コンクリがナイス。
4月29日(土)夕方、
「ヴィム&ドナータ ヴェンダース写真展」の
初日だったことを思い出し、
仕事場から「表参道ヒルズ」へ。
毎日のように前を通っているにも関わらず、
実は、中へ入るのは初めて。
嫌悪感に近い感覚すら覚えてました、実際のところ。
街の性格を強制的に変えてしまうような暴力的なやり方、
無意味に消費活動をアジテートするのは、いかがなモノかと?
だって、そんなにショップって必要? いらなくない?
誤解のないように言うと、安藤さんの建築はまた別の話。
そんなことを思いながら、地下3Fのギャラリー「O」へ。
そこで待っていたのは、美しくてスケール感のある
ヴィム&ドナータ ヴェンダース夫妻の尾道での旅の記録。
モノクロームとカラー、それぞれの視点で綴られる
日本人には見えない日本的なる風景と人の佇まい。
どこか懐かしくて、優しい風の音が聞こえてきそうな
奥行きあるポエティックな写真は、静謐でありながらも力強く、
心の奥に潜む日本人である感覚を、呼び覚ましてくれる。
ギャラリーを出て、ふと思う。
「夫妻は、表参道ヒルズにどんな感情を抱いたのだろう?」
大きな紙袋を手にエスカレーターをアップダウンする
シリアスショッパーと夫妻が撮った尾道。
そのギャップがあまりにも激しくて頭クラクラ。
そして、コントラストを一層エフェクトする
装置としての安藤建築。
ん~、恐るべし! 表参道ヒルズ。
【info】

ヴィム&ドナータ ヴェンダース写真展 尾道への旅
会期:~5月7日(日)
場所:表参道ヒルズ本館地下3階「O(オー)」
開場:11:00~21:00
入場料:一般¥1,000 65歳以上・学生¥800
ヴィム・ヴェンダース の映画が好きな人も
そうでない人もぜひ!
小津安二郎監督 への愛が溢れています。
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テーマ:写真にコトバをのせて - ジャンル:写真

↑泊昭雄さん撮影のソックモンキーが今号の表紙!
【品名】hinism(ヒニスム)
【分類】アイデンティティの発露
【捕獲場所】ABCやリブロなど
【価格】¥2,000
「 hinism」という雑誌を知っていますか?
年2回刊行というスローペース、
限られた販路、少ロットのため、
その存在を知らない人もきっと多いことでしょう。
ページをめくると眼に飛び込んでくるのは、
静かなるステイトメント。
日々にみる、
日常にいきる、
日本に住む、
そして日本に宿る。
また、前文には日本でクリエイティブな
仕事をする人たちがコマーシャリズムと関係なく、
個としての「日々の営み」を宿す媒体だと謳っています。
4月27日に発売された最新号でも
信仰、ディテール、2LDK、住まい、広場、温泉など
多岐にわたるテーマが、思い思いの価値観で
叙情詩のような美しい写真で綴られています。
日本人としてローカルに、
個としてパーソナルに、
そして、人としてグローバルに。
自分はこれほどストイックで
ひたむきな雑誌を他に知りません。
今号、そんな敬愛する雑誌で
雑文を書かせて頂きました。
「好きな風に書いていい」
そう、言われたとき語るべき言葉が
あまりにも自分にないことに愕然としました。
「オイ、英訳までされちゃってるよ~」と、
嘆いたところで、後のフェスティバル。
自分の遠吠えがパリやロンドンに住む人に
どれぐらい届くのか?
恐いけど、ちょっと気になります。
【info】
hinism

↑若木信吾さんのページ“信仰”
尊敬する青山の巨匠フォトグラファー、
泊昭雄さん(散策の記録【7】 も参照)が
主宰するハイクオリティマガジン。
2005年の ADCの制作者賞も受賞!
4月27日に発売された6号目は、
大好きな写真家、 若木信吾さんや
ストックホルムで行動をともにした写真家frostyも参加。
とりあえず、青山ブックセンターやリブロにGO!
パリの人は、 コレットへ!
ロンドンの人は コンランショップへ!
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テーマ:写真と言葉..日々の印象 - ジャンル:写真

ハイ、ポ~ルさん、らしいデス。

ゆらゆ~らは、カンペール・メイド。
当blogも今日から東京へカムバック。
よく考えたら、東京散歩クルージングですもんね、
このblogのタイトル(笑)
夕方、明日の撮影商品のリースへ。
青山から原宿の「hhstyle.com」へ向かう道すがら、
「Funky SERIES 7 at Paul Smith SPACE」 のレセプションへ。
店内には、アルネ・ヤコブセンの名作セブンチェアの
誕生50周年を記念して、ショップやブランド、
クリイターが思い思いにカスタムした
ユニークでエキセントリックなセブンチェアがズラリ。
個人的には、女王陛下の切手でユニオンジャックが、
「らしい」ポールさんの作品と
イタリアのBisazzaのおしゃれタイル張り仕様と
カンぺールのユラユラぶらんこがお気に入りでした。
見逃しがちですが、ココ「Paul Smith SPACE」は、
地下フロアが、見逃せません!
「ほほ~」な本や雑貨がザクザク。
愉快なポールおじさんのセンスが堪能できます。
話は飛びますが、会場で久し振りに
雑誌 「NEUTRAL」 の編集長Kくんにバッタリ。
同世代にも関らず、自ら雑誌をブチ上げ頑張っている
彼の活躍には、本当に刺激を受けます。
すごくいい雑誌だしね、旅に出たくなるもん。
次はインド・イシュー、みなさんこちらも合わせてチェック!
【info】

「Funky SERIES 7 at Paul Smith SPACE」
2006年4月27日(木)~5月7日(日)までやってマス。
リスペクト! ヤコブセンって感じで楽しめます。
そうそう、ヴィトンなんかも参加してマス。
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